g-kenknの日記

ボルネオ・peace・Memorial

世界の平和を目指す①

 我ながら大きく出たなと思うけれど、実際には一人一人が自分の場所で日常をつくり積み重ねるということ。それによって時代を変えようというのだから、やっぱりでっかく出たことには違いない。平和をただ戦争をしないとするのではなく、豊かな社会の世界への広がりだと考えることから始まる。心豊かな健全な人間の営みが、平和の素であり、それに向けて、小さな地域で住民が動き出すことから始めたい、というのが元々の考えなのだ。具体的には、平和の種を蒔いてその芽を育てようということだ。平和の種とは、「優しさ」「思いやり」。私たちがマレーシアのいわば未開の貧しい村で知った本来の豊かさや人間の本質。自然と共に生き、その脅威にも家族や仲間と立ち向かい、乗り越えて祝いあう人々。それに引き換え、先進国の都市部で便利と快適を享受し家族間でさえ連携連帯が薄れて生きる人々。お金さえあれば何でも手に入ると信じ込み、経済動向に一喜一憂する。だが、その先に平和な世界は待っていないように思う。

 しかしだからと言って、時代は逆には戻らない。折角得た便利で快適な暮らしも手放せない。では、どうしたら良いのだろうか。だから今がチャンスだ、と私は思う。