g-kenknの日記

ボルネオ・peace・Memorial

5月は一度も書けなかった!

80歳になったのを機に3月に再々開したブログ。だが、結局5月は一度も書けなかった。格好悪いので弁解しないが、意欲の衰えが理由ではないから、再挑戦を何回でも繰り返すことで、よしとしよう。

弁解と紙一重だが、5月は次の三つのことで殆ど塞がれてしまった。まず挙げられるのがコロナ禍の下、PCR検査で陰性を確認しての癌治療のための入院8日間。第二は、稲作への挑戦で130㎡の田んぼづくり。三番目は贈っていただいた本や読み物を読んだり感想文を送ったりが幾つも重なったことだった。

特に三番目。既に書籍になったもので共感したのは「大地がよろこぶ『ありがとう』の奇跡」(村上貴仁著 サンマーク出版 1916)、「少年平和読本」(賀川豊彦著 養徳社 昭26)、童話「爪先の落書き」(賀川豊彦著 ことのは文庫 2010)など。中には笑い続けることで癌が消えた本、親の愛情に恵まれなかったが、親ではないが深い信念で共に生きる男の実践記録など、心震わされた5月だった。

5月は、入院も読み物も田んぼも含めて前向きで居られたことを感謝したい。健康状態も良い。癌細胞は活発だが、抗がん剤も効いている。私の感覚では明らかに快癒に向かい、抗がん剤の副作用は、特異な味覚障害だけだ。特異とは、つまり、食欲があり、何を食べても美味しい。以前は好きでなかったものまで、敢えて「美味しい!」と言いたくなる状態。敢えて不服を探せば量が食べられない(胃を全摘したために)ことくらい。毎日が本当に感謝、感謝です。これも、ありがとうの奇跡。