g-kenknの日記

ボルネオ・peace・Memorial

平和運動、こうして始まった!

 去年の7月、初めて徳島新聞の読者の手紙欄に投稿した。平和について、不戦という日本の道は確かか、今の日本は本当に平和かと問いかけた。そして武力によらない平和実現の願いを書いた。10日後、賀川豊彦記念館の運営委員である若松善英さんが共感の投稿をしてくれた。これをきっかけに鳴門市賀川豊彦記念館の集会室を会場に県内各地から毎月10数人が集まって意見を交わしてきた。

 まだ会則などはないが、会の名前は「世界平和の実現をめざす徳島の会」。今日の状況から未来に向けた展望の中で、賀川豊彦が目指した世界平和を目指す。戦争の悲惨さや犯罪性の追求だけでなく、政治家や有名人によるイベントに依存せず、一般住民の地域活動として活動する。賀川豊彦が大事にした自然や、彼の著書「少年 平和読本」の、動物たちの助け合いや自然の摂理、肉食動物や強いものの在り方、イソップ童話トルストイ童話なども取り入れながら、紙芝居とポスターを作り、県内の学校に持って行く。紙芝居は妻が、結構楽しく作ってくれた。スマホSNSを使わず、持って行き、話し手渡す。児童生徒と話し合える機会が出来ることを願いながら。

 賀川豊彦は牧師だが、紙芝居にキリスト教は一度も出てこない。平和運動に宗教や政治は不要。世界には様々な宗教や国家体制がある。世界の平和を願うのに、それらは時に邪魔になる。この事業を「平和の種を蒔き、育てるキャンペーン」と名付けた。